
西武狭山グリーンヒル(未来永劫グリーンヒル)のHPを作成中。
2022年7月、コロナのパンデミックが収束に近づいてきた頃。世間では不動産バブルが起こっており11年住んだマンションを購入時価格より高く売れるという確信があったため次の住まいが決まる前に売却を決意した。大規模修繕工事を終えた直後ということもあり躯体はとても美しく最上階角部屋で景観が素晴らしかったため市場に出る前に買い手が付き、概ね目論見通りの金額で売却できた。名乗りを上げたのは駆け出し中の買取業者で決済まで2か月欲しいと言われた。それはつまり金融機関から融資を受けることを意味し、私も次の住まいが決まるまで時間がほしかったため好都合だった。
ある業界のコンサルをフリーランスでやっている私にとって通勤の必要が無くどこにでも住めると言う利点があり愛してやまない猫との同居可が絶対条件で尚且つ主な移動手段がバイクであり、2つやっている副業のうちの1つがuber eats であるためバイク置場があることも加え親交のあった不動産屋さんに探してもらうこととなり遠くは熱海や箱根・鬼怒川などの温泉付きリゾートマンションなども内覧したが uber のエリア外だったためパスした。そもそも予算内でペットOKの物件がとても少なく見てきた物件は50を超えた。既に住んでいたマンションの決済はとっくに終わっていて一時的に賃貸物件に住むことにしてジワジワ予算が目減りする中、「バイク置場はグレーゾーンとなっているが」というところを紹介された。それがグリーンヒル。築50年を超えた物件で躯体には清潔感があり植栽がとても管理されていると言う印象を受けたもののキッチン・洗面台はおそらく竣工時のままと思われるほど経年劣化していたが数年前に30か所以上骨折する大きな交通事故によって受けた後遺障害に悩まされながらもDIY意欲があったし、物件を探し疲れた事もあり「買います」と即答した。
契約後、引越しまでの数週間キッチンとトイレ、洗面台・押入れのクローゼット化はリフォーム業者にやってもらい私は畳をフローリングに変更したり壁紙の貼替や木部塗装した。途中2回給水管の共用部と専有部を分ける、いわゆる「継手(つぎて)」から水漏れが発生し階下の方には多大な迷惑をかけてしまった。私は以前所有していたマンションで長く理事を務めてきたので責任の行方に関しては多少の覚えがあった。水漏れの発生個所がどちらに該当するのか微妙であったことから管理事務所に電話したところ一人の方がやってきて話を聞いてもらい、時の理事長を紹介され助けを請うた。その関係上この二人には恩があり、やがてグレーゾーンと言われたバイク置場を稼働させた立役者となるわけで、それの建設委員会に私も呼ばれた。グレーゾーンだったにも関わらず敷地内にバイクを置き続けてきた罪滅ぼしになるのならと思い承諾した。私を除いた委員会の活躍により無事に稼働。これにより堂々とバイクを停められる喜びを得た。言ってみれば二重の恩がある。そこで来期の管理組合の理事をやらないかと打診を受けた。兼ねてから随所にアナログすぎると言う部分を感じていたのでHPを作りましょうと私から打診し今に至る。
上述した私が2つやっている副業のもう1つはweb デザイナー。1998年から趣味で製作を始め幾つかのコンペティションで受賞歴がある。手がけたサイトが100を超えた辺りから仲間と分業することが増え全てを一人で請負う事が少なくなりコーディングはお世辞にも現役バリバリの一線級とは言えないが、そこは経験と柔軟性。そして義務感でフォローしたい。一番得意なのはブライダル系であるが、マンションのHPも幾つか手がけたことがあり冒頭の目論見通りの金額で売れた最大の理由はマンションのHPを作っておいたからこそだったと思っている。市場に出る前に買い手が付いたが買取業者が再販したところ僅か2日で買い手が付いたのが何よりの証左となる。
サイトの作成・展開に伴い組織名をweb console akogare (ウェブコンソール あこがれ)とした。高度成長期に起こった団地ブームは、そこでの暮らしに憧れを抱いた人が多かったと聞く。今回の私もその中の1人であり多くの人にとってグリーンヒルでの暮らしが「憧れ」になるよう資産価値を取り戻すようなサイトを手掛けたい。
ここでは2026年4月を予定しているサイト公開までの作成日誌を公開しその後は閉鎖する予定です。